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811系のトップナンバーPM1編成の下り方先頭車(クハ810-1)

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少々あいだが空いてしまいましたが、今回は昨年(2024年)の12月中旬に出掛けてきた北九州・下関遠征の3日目(12/17)の話しです。

 
この日は、前日に撮影できなかったロングシート化改造車のクハ816形1600番代を押さえるために小倉から直方に向かいましたが、天気予報がハズレて朝から晴れ ☀️ てしまい撃沈に…

直方との往復は無駄に終わったので、前日と同じようにお昼ごろに門司港入りしました。

 
関門海峡の辺りも晴れベースの天気でしたが、重い雲 ☁️ が垂れ込めるときもあったので811系トップナンバーのPM1編成のうち下り方の3両が撮影できました。

その後、下関に向かいましたが、時間が経つにつれて雲 ☁️ がほとんどなくなり撮影できなくなったので、夕方ギリギリまで粘らずに小倉 16:15 発の「のぞみ46号」で帰宅しました。

 
今回は青春18きっぷ(5日間用)の消化を兼ねた遠征。

初日(12/13)に熱田との往復に使い、その後、同きっぷの3日目(12/15)から3日間で北九州・下関遠征が叶いましたので、12,050円は十分に元が取れました。

 
2024(令和6)年度の冬版から青春18きっぷのルールが変わり大ブーイングとなりましたが、駅員の手を煩わすことなく自動改札を通れるのは大きなメリットですね〜

最近はインバウンドの影響なのか有人改札口に団体さんがいて通れないときがありますが、そんなことを気にせずに駅を出入りできます。

ただ、5日間連続で曇ることは滅多にないので、今回のように途中で地域を変えて撮影するか、3日間用の同きっぷを使うかなどの工夫は必要になりますね。

 
 * * *

 

ということで、今回は遠征3日目(12/17)に運よく撮影できた811系のトップナンバーPM1編成の クハ810-1(本ミフ)をアップしたいと思います。

下り方先頭車であり、編成内で唯一のトイレ付き車両です。また、将来の短編成化に備えて補助電源装置(SIV)や電動空気圧縮機などの補機類を搭載しています。

 
クハ810-1

クハ810-1(本ミフ)  2024年12月17日 門司港駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

記憶が定かではないですが、811系第1ロットの編成が営業運転を開始する前に地上時代の熊本駅で撮影したことがあります。

豊肥本線のホーム脇の留置線にピカピカの811系が駐まっていました。いつもは24系寝台車の予備車が留置されている場所です。

 
811系のデビューは1989(平成元)年7月の臨時快速「ヨカトピア号」(小倉〜博多間)ですから、もう35年以上も前の話しです〜

ドア付近のクロスシートまで転換タイプとした811系0番代も半分以上はリニューアルされて、1500番代または2000番代に改造されました。

 
811系0番代稼働車 編成表(2024年12月末現在)

811系0番代稼働車 編成表(2024年12月末現在)

 

JR各社でその数を減らしているJR第一世代車ですが、JR九州の811系は力行制御方式をSiC素子とIGBT素子のハイブリッドモジュール適用のVVVFインバータ制御に改造、さらに客室の座席をオールロングシートに改装するなど、大規模なリニューアル工事が実施されました。

リニューアル工事の進行にともないオリジナルのカラー帯は消滅しますが、811系そのものはしばらくは活躍するでしょうね〜

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