「トレインブックス」の新入荷情報や形式写真撮影の活動成果を掲載

20年前に伊東に疎開留置されていたコツK54編成の クハ111-1069

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知人の編集者から形式写真の依頼があって、久しぶりに PENTAX フィルムデュプリケーター を引っ張り出したので、645判のポジフィルムを数点スキャンしました。

 

(RICOH サイトより引用)

 

フィルムのデジタルデータ化を少しずつ始めなければ!

そんなことを約4年前に思っていましたが、結局のところ、まだまだ現役で形式写真を撮影しているので、撮影地情報を集めてから撮影までのルーチンを繰り返すだけでアップアップ…

写真の提供依頼や執筆の話しでもない限り、フィルムのデジタル化にまで手が回りません。

 
とはいえ、気になった形式のポジを探してスキャンするまでの工程もそれなりに楽しいもの。

それに、撮ったことすら忘れている形式のポジが出てくると、過去の自分に“よくやった!”と褒めたくなることもあったり 😀

 
ミラーレス一眼のメイン機を FUJIFILM X-T2 から X-T5 に切り替えたので、ピクセルシフトマルチショットを使って偽色の少ない1.6億画素でデジタル化できるようになりました。

1.6億ピクセルあっても意味がないので、これを4000万ピクセル程度にサイズダウンすれば Nikon D850 で撮影している普段の画像データと同様に取り扱いができるようになります。

マクロレンズの Carl Zeiss Touit 2.8/50M も解像力がよく、いい仕事をしてくれています。

 
既にフィルムデュプリケーターは片付けてしまいましたが、夏明けに締め切りが来る執筆が終わったらフィルムのデジタル化作業に戻ろうと考えています。

 
ということで、今回は伊東駅の留置線に疎開していたときに撮影した国府津車両センター(横コツ)のK54編成の クハ111-1069 をアップしたいと思います。

車両更新工事を施工し、さらに前面強化改造を施した、東海道本線東京口では一般的な外観のクハ111形1000番代でした。
横須賀線・総武快速線用として運転室後部にATC装置を搭載していたため、乗務員室(運転室)後部に狭窓がなく、戸袋窓が大きくなっています。

ドア窓の押さえ金もJR東日本仕様のもの、懐かしいですね〜

 
クハ111-1069

クハ111-1069(横コツ)  2004年11月14日 伊東駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

JR東日本横浜支社の管内で余剰車が出ると、横須賀駅や平塚駅、湯河原駅などの留置線に疎開することがあります。

2004(平成16)年当時、113系のコツK54編成は211系化改造予定の サロ124-15 を外した10連の状態で伊東駅に疎開されていました。

東海道本線東京口の113系は撮影地が少ないので形式写真がほとんど撮れませんでしたが、このことを少し後悔していたので、伊東疎開の話しを聞いてすぐに出掛けたように記憶しています。

 
なお、コツK54編成は113系1000番代のほかに0番代と1500番代を連結した模型のような11両編成でした(疎開時は10両でしたが…)。

そのうち編成内のほかの車両もデジタル化しますので、そのときまでに編成イラストを用意しておきます。

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