鉄道ファン4月号で“721系 全形式全番代 (1)”を執筆しました(写真は クモハ721-3)
昨年(2023)年12月から幾つかのことが重なってしまい、こちらのブログの更新や X(旧 Twitter)のポストができませんでした。
2日前(2/16)あたりから平常運転に戻りましたので、少しずつ以前のペースに戻していきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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幾つか重なったことの一つが鉄道ファン誌の“721系 全形式全番代”の執筆でしたが、今日(2/18)の午前中、交友社から 鉄道ファン2024年4月号(No.756)が届きました。
今回はJR北海道の“721系 全形式全番代”です。
約15年間にわたって断続的に増備された721系ですが、形式番代を一通り理解するのが難しい系列です。
今回は連載の第1回目で、1988(昭和63)年製の1次車から1994(平成6)年製の7次車までを扱いました。
番代区分でいうとサイリスタ位相制御の 0・100・200番代 からVVVFインバータ制御の 1000・2000番代 までとなります。
721系は、1994(平成6)年までの6年間に2回も付番ルールが変わっているのと、奇数形式と偶数形式の付け方が途中で揺らいでいます。
そのため、721系は国鉄時代のような奇数形式と偶数形式の関係や番代区分の付番ルールが通用しないので、721系独自のルールが分かるように解説しました。
また、721系は転換クロスシートや機器室・雪切室の配置も形式ごとに少しずつ違うので、今回は初の試みとして記事中に車内配置のイラストを入れてみました。
こんな感じです〜
クモハ721形1次車の平面図
※ これはクモハ721形1次車(クモハ721-1〜8)の最近の姿をイメージしたものです。
JR九州813系のときのように簡単な編成変遷図も入れましたので、721系ガイドブックとして活用できる内容にまとめました。
ちょっと頑張ってみましたので、書店などで 鉄道ファン2024年4月号 を見掛けたら、手に取っていただけると嬉しいです。
なお、今回は721系1〜7次車(0・100・200・ 1000・2000番代)のすべての形式写真を掲載することができました。
ほとんどがその後の改造などで消滅しているので、形式写真が用意できたのは写真集めで協力してくださった方と担当編集のおかげです。
また、この形式なら2-4位側の形式写真を載せたいよね、というときに今回も冨田さんに助けてもらいました。
ご協力いただいた方々には感謝しております。
本当にありがとうございました。
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最後に、今回は誌面構成の都合上ボツにせざるを得なかった721系2次車の クモハ721-13(札サウ)をアップしたいと思います。
1989(平成元)年製の2次車なので、車体側面の車号標記が緑色になっています。
クモハ721-13(札サウ) 2014年5月13日 岩見沢駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
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