“秋の臨時列車のお知らせ”について(写真は男鹿線の EV-E800-1)
鮮度落ちになってしまいましたが、先週の木曜日(8/24)に、JR各社から“秋の臨時列車のお知らせ”についての発表がありました。
10月から11月末までの運転計画になりますので、撮影計画のためリストにしてまとめてみました。
JR東日本(全体)
JR東日本(盛岡支社)
JR東日本(秋田支社)
JR東日本(東北本部)
JR東日本(新潟支社)
JR東日本(高崎支社)
JR東日本(水戸支社)
JR東日本(千葉支社)
JR東日本(長野支社)
紅葉シーズンにあわせた臨時列車が多いですが、ようやくコロナ禍前と同程度まで戻ってきたような感じがします。
特にJR東日本は、仙台〜勝田間に特急「ひたち92号(赤色ふわもこコキア号)」を新たに設定し、さらに首都圏発着は従来からの大宮発着に加えて高尾・平塚・君津の各方面発着の「海浜公園コキア号」を設定するなど、以前よりも積極策を採っています。
H653系(1000番代)が新潟車両センター(新ニイ)から勝田車両センター(水カツ)に里帰りして波動輸送用車両が増えたからでしょうが、普段では見られないような車両がたくさん臨時列車で走るのはワクワクしますよね〜
この他にも、秋田〜大館間の快速「大館きりたんぽまつり号」「おおだて号」にEV-E801系(前者)とGV-E400系(後者)が充当さます。
“リゾートあすなろ”編成が改造中のためのピンチヒッターかも知れませんが、他線区で活躍している車両が快速列車として奥羽本線を走るところがいいですね。
* * *
今回は、10月初旬の臨時快速「大館きりたんぽまつり号」(秋田〜大館間)に充当されることが発表されているEV-E800系のうち、量産化改造が実施される前に撮影した量産先行車の EV-E800-1(秋アキ)をアップしたいと思います。
EV-E800-1(秋アキ) 2020年12月5日 土崎駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
EV-E800系は、男鹿線(男鹿なまはげライン)のキハ40系を淘汰するために量産先行車の2両編成1本(アキG1編成)が2016(平成28)年12月に新製されました。
JR九州のBEC819系 “DENCHA” をベースとした蓄電池電車ですので、以前こちらにアップした真っ赤な車体の制御電動車 EV-E801-1 とユニットを組んで運用されます。
耐寒・耐雪構造を強化しており、交流の周波数も60Hzから50Hzに変更していますが、基本的な構造はBEC819系と同じです。
量産先行車の1編成のみが2017(平成29)年3月改正からキハ40系の運用の一部を受け持つかたちで試用されましたが、2021(令和3)年3月改正に合わせて量産車5編成が追加投入されて男鹿線用のキハ40系をすべて本系列に置き替えました。
その際、量産先行車の2両については量産化改造が施工されて、前面貫通幌と幌枠の追設、自動解結装置(2段式の電気連結器)の新設、ホーム検知装置や安全確認カメラの取り付けなどが行われました。
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