“冬の臨時列車のお知らせ”について(写真は「SL人吉」の オハ50 701)
先週の金曜日(10/21)、JR各社から“冬の臨時列車のお知らせ”についての発表がありましたので、12月から2月の撮影計画のためにリストにしてまとめてみました。
秋臨と同様にイベント列車などはかなり復活してきた印象です。
しかし、地域によっては年末年始の多客臨の詳細が発表されないなど、まだ様子見の部分も多く見られます。
とはいえ、イベント列車が復活してきたので、発表自体はチェックが必須なものになってきました。
JR各社および支社の発表に直接リンクを貼りましたので、是非ご活用ください。
JR東日本(全体)
JR東日本(盛岡支社)
JR東日本(秋田支社)
JR東日本(東北本部)
JR東日本(新潟支社)
JR東日本(高崎支社)
JR東日本(水戸支社)
JR東日本(千葉支社)
JR西日本
JR西日本(福知山支社)
JR西日本(岡山エリア)
JR西日本(山陰エリア)
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週明けの10/24(月)、JR九州は、観光列車「SL人吉」の運行を2024(令和6)年3月に運転終了すると発表しました。
けん引機の蒸気機関車 8620形(58654号機)が老朽化したため、保守部品の調達や整備要員の確保が難しくなっていることが理由のようです。
58654 は1922(大正11)年製の車齢100年ですから、よくこれまで本線運用を続けてきたと思います。
「SL人吉」は、令和2年7月豪雨で肥薩線が被災してからは、本来の熊本〜人吉間で運行ができない状態が続いてました。
アニメ映画とのタイアップで「SL鬼滅の刃」として期間限定で博多〜熊本間を走ったり、2021(令和3)年5月からは肥薩線応援企画として鹿児島本線鳥栖〜熊本間のアルバイト運用が続いてました。
でも、今回の発表で肥薩線のSL列車復活の話しは潰えてしまいました。
JR九州の記者会見を伝えた記事にはオハ50系(700番代)客車の去就について触れられていませんが、客車の方は恐らく蒸気機関車のように保存されることなくあっさり廃車でしょう…
蒸気機関車の予備車DE10形を減らすことができれば、「ななつ星」77系客車のけん引予備機、そして マヤ34 2006 や唐津車両センター(本カラ)の103系の輸送だけに専念できます。
JR九州所属のDE10形の所要両数が少なくなれば、DE10形の後継機 DD200形700番代 の投入両数も抑えられるでしょう。
今となっては貴重なオハ50系客車ですが、蒸気機関車のように一般向けのような分かりやすさがないのが残念なところです…
ということで、今回は、3両編成のオハ50系700番代のなかでも特に地味な外観の中間車、オハ50 701(熊クマ)をアップしたいと思います。
オハ50 701(熊クマ) 2020年4月17日 白石駅
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