「タウントレイン」ヘッドマーク付き・旧塗色時代の クハ418-8
今回は登場時の塗色(赤2号+クリーム色10号帯)時代に撮影した クハ418-8(金サワ)です。
クハ418-8(金サワ) 1985年7月29日 敦賀駅
クハ418形は 1985(昭和60)年3月改正で北陸本線金沢地区に投入された419系電車の制御車(T’c)で、581/583系寝台電車サハネ581形を種車として9両が改造されました。形式解説については「形式 583系」に書きましたので、そちらをご覧ください。
419系電車は2011(平成23)年3月改正で定期運用を離脱しましたが、本来は次世代車両までの暫定的なワンポイントリリーフとして改造された車両でした。しかし、JR西日本は国鉄形車両の置き換えを進めなかったため26年間もこのような車両を使い続けました。
深い屋根に切妻形の前面形状から“食パン列車”と呼ばれていましたが、登場時はかつての身延線と同じ、赤2号にクリーム色10号帯でした。
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