「ひだ」で使用されている元「南紀」用のキハ85形200番代(キハ85-206)
先日(3/24)、JR東海は“2022 年度重点施策と関連設備投資について”を発表し、この中で2022(令和4)年度はHC85系を58両投入することを改めて言及しました。
HC85系の営業運転の開始時期が7月になることも明らかになっているので、キハ85系の各形式区分が気持ちよく撮影できるのも残り数ヶ月です。
リニア中央新幹線の工事のため名古屋駅の1番ホームが使用停止になった影響で、名古屋発着の特急列車の一部を熱田まで回送するようになったので、キハ85系が熱田駅で気軽に、しかも乗客がいない状態で撮れるようになりました。
以前アップした キハ85-1101 や キハ85-1209 はここで撮ったものです。
時間帯によっては中2線空きの留置線に入ったので、テイモクに掛からない車両については手前のホームが写り込むことなくきれいに撮れました。
でも、こんなボーナスのような状況は続かないもの。
3月ダイヤ改正で熱田駅の留置状況が変わってしまったので、現在は中2線空きで撮れなくなってしまいました。
もっと通っておけばと後悔していますが、ここに止まる車両は最低限撮っておいたので、今回はそのうちの1枚をアップしたいと思います。
「ワイドビュー南紀」から「ワイドビューひだ」に転用されたキハ85形200番代の キハ85-206(海ナコ)です。
キハ85-206(海ナコ) 2020年6月18日 熱田駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
元「ワイドビュー南紀」用の3次車は屋根上機器の形状がやや丸みを帯びたものに変更されているのが特徴です。
具体的には、客室の前後に搭載されている換気装置と、後位車端部の水タンク。
形式区分が分からなくても、これらの屋根上機器が角張っていたら 1・2次車、丸みを帯びたものなら元「ワイドビュー南紀」用の3次車となります。
今回アップしたキハ85形200番代は貫通タイプなのでキハ85形1100番代(元100番代)と見分けが付きにくいですが、屋根上機器を見れば簡単に分かります。
運転室後部の換気装置が角張っていたら 1・2次車のキハ85形1100番代(元100番代)、
丸っこかったら 3次車のキハ85形200番代、
こんな感じです〜
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