「宇和海」で細々と活躍するN2000系の中間車 2500形(2521)
今回は、先週サクッと出掛けてきた四国遠征の2日目(6/19)の話しです。
撮影初日(6/18)は宇和島に前泊して八幡浜(愛媛県八幡浜市)での撮影に臨みましたが、雨の降り始めが予報以上に早かったので、地味に撮りたかったN2000系中間車の2500形はまったく撮れませんでした。
2000系の中間車2200形は特急「南風」が2700系化による淘汰で車籍が残るのは 2213 の1両のみ。
花形列車から撤退すると短編成化のうえ転用、というのが世の習いですが、いつも割を喰うのは中間車です。
今回のようなコロナ禍が切っ掛けで鉄道離れが加速すると、所定の編成がさらに短くなることも考えられるので、JR九州のキハ186形のように不連結となる可能性も否定できません。
このような心配があったので、N2000系が「宇和海」に転用されたら真っ先に量産先行車の2両と中間車2200形を撮っておこうと考えていました。
なのに、撮影初日は2200形を撮る前から雨 ☂
気を取り直して2日目(6/19)に臨みましたが、この日も朝から雨…
こんどは天気予報よりも雨がなかなか降り止まなかったので、伊予西条への移動はあきらめ、しばらく八幡浜に滞在してN2000系などを撮ることにしました。
現在はコロナ禍のため「宇和海」も一部の列車を減便したり増結を中止している列車もありましたが、2500形を組み込む列車は影響なし。
運よく雨が上がってまわりが乾いてきたときに 2521(四マツ)が撮れたので、今回はこちらをアップしたいと思います。
2521(四マツ) 2021年6月19日 八幡浜駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
N2000系は130km/h運転に対応した2000系増備車という位置付けなので、各形式とも従来車の続番に300がプラスされています。
従来車の中間車2200形の最終番号は 2219 でしたから、2500形のトップナンバーは 2520 です。
ということなので、2521 は同形式で2番目の車両ということになります。
たった4両だけの2500形…
吹けば飛ぶような両数なので、普通に走っているうちに撮れてよかったと安堵した瞬間でした。
コメントの更新情報
トラックバックURL: https://www.train-books.net/jrs_2521/trackback/