「うずしお」から「宇和海」に転用されたN2000系の量産先行車(2424)
今回は久し振りの遠征報告です。
ここ数年、奥さんから“キャンプを始めたい”という強いリクエストがありましたが、頑なにスルーしてきました。
流石にコロナ禍で引き籠もりがちになってきたことと、私ばかり全国に出掛けてきている後ろめたさ、それと、仕事半分でやっている撮影にも余裕ができてきたので、去年(2020年)の夏に近所のスポーツオーソリティーでテントとタープを買ってきました。
いずれ備忘録としてキャンプ遍歴をまとめようと思っていますが、結局のところ、オートキャンプに嵌まってしまいました。
富士すそ野ファミリーキャンプ場にて 2021年6月5日
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
一方で、先日も書きましたが、奥さんに遅れること2年、やっと赤色のブロンプトン(Brompton M6R)を手に入れたので、鉄道移動の輪行(専用の袋に自転車を入れて手荷物として運ぶこと)でしまなみ海道に行くためのハード的な準備が整いました。
ファールニエンテ(横浜市泉区)にて 2021年6月13日
いっぺんに夫婦で楽しめる趣味が2つも動き出してしまったので、この春からは土休日に撮影に出られなくなってしまいました。
でも、JR車両を形式写真のかたちで記録するというライフワークはまだ道半ばです。
特に、朝早くから撮影でき、駅構内の雑草もそれ程心配しなくて済むこの時期は、きれいな形式写真を量産するには持って来いです。
ということで、久し振りにキャンプにもポタリング(自転車散歩)にも出掛けない週末が訪れたのと、一時期の不眠が少し落ち着いてきたので、JR四国のN2000系気動車と「伊予灘ものがたり」のキロ47形を撮りに八幡浜(愛媛県八幡浜市)まで行ってきました。
今回は、思いたったその日(6/17)にフライトの予約を取ったので、チケット屋さんで ANA の株主優待券を手に入れてから松山空港に飛びました。
八幡浜だけに1.5日間滞在するつもりで出掛けましたが、今月末まで限定でJR四国の特急自由席に3日間乗り放題で1万円という破格の“おでかけ。四国家満喫きっぷ”が購入当日から使えたので、宇和島駅直結のJRホテルクレメント宇和島に2泊して八幡浜やその他の地域に通うかたちにしました。
3ヶ月振りの遠征〜
天気予報どおり“曇りときどき雨”になってくれるか心配でしたが、撮影初日(6/18)は9時前には雨に降られてしまいました。
結局、撮影できたのでは、八幡浜に着いた6時から8時前まで。たったの1時間半ちょっと…
でも、ターゲットにしていたN2000系の量産先行車の1両、2424 はきれいに撮れました。
N2000系は短編成での運用を基本としているので、中間に封じ込まれる先頭車も多くいますが、2424 は運よく松山方に増結されていました。
こんな感じです〜
2424(四マツ) 2021年6月18日 八幡浜駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
N2000系気動車は高松〜徳島間の特急「うずしお」で使用されていましたが、この区間はきれいな形式写真が撮れなかったので、後継車2700系の増備で運用が変わるのを期待していました。
N2000系は2020(令和2)年7月に「うずしお」運用から撤退しましたが、今年(2021年)3月のダイヤ改正で「南風」「しまんと」の2700系化が完了するまでは、「宇和海」への転用も足踏み状態でした。
やっと、3月ダイヤ改正で高松運転所(四カマ)に残っていたN2000系が松山運転所(四マツ)に転属し、アンパンマン列車を除く「宇和海」がN2000系主体の運用に変更されたので、N2000系の各形式(と言っても3形式のみ)と先行試作車の2両が気軽に撮れるようになりました。
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