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五能線色をまとう非ワンマン対応・衛星電話アンテナ搭載車の キハ48 1509

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3月12日(土)のダイヤ改正まで残り5日を切りました。

 
こんどのダイヤ改正では、男鹿線が蓄電池電車のEV-E801系に統一されるほか、五能線などでは電気式気動車のGV-E400系への置き換えが完了するので、JR東日本のキハ40系は完全に淘汰されます。

同社の観光列車用改造車はまだ残りますが、こちらも少しずつ引退しているので、現役は“リゾートしらかみ(くまげら編成)”“クルージングトレイン”“越乃Shu*Kura”“びゅうコースター風っこ”の4編成のみとなりました。両数で言うと、たった11両。

本腰を入れるとJR東日本はやることが早いです。

 
ローカル線で掃いて捨てるほど走っていたキハ40系ですが、ダイヤ改正後もキハ40系が残るのはJRグループではJR北海道、JR西日本、JR四国、JR九州の4社。

JR九州もYC1系の増備にともなうキハ200系の転配でキハ40系の活躍の場が狭まるようなので、JR西日本を除くとキハ40系は稀少形式になりつつあります。

少なくともローカル運用で普通に使われているキハ40系のうち片開きドア付き・片運転台車のキハ48形は過去のものになりそうです。
観光特急「花嫁のれん」用の2両が残るので廃形式にはなりませんけどね…

 
ということで、今回は五能線色をまとった非ワンマン対応・衛星電話アンテナ搭載車の キハ48 1509(秋アキ)をアップしたいと思います。

 
キハ48 1509

キハ48 1509(秋アキ)  2020年9月15日 川部駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

ワンマン対応に改造されていないので、ドア開閉ボタン式の半自動ドアではありません。
それに客室の前後にデッキが残っているので、国鉄っぽさが滲み出ています。

JR北海道に残るキハ40形350・700・1700番代も同じような仕様になりますが、165系などの急行形電車と同じ上段下降・下段上昇のユニット窓との組み合わせとなると秋田車両センター(秋アキ)のキハ40系が現役最後。

 
えちごトキメキ鉄道にJR西日本の413系のサワB06編成が譲渡されるにしても、あちらはデッキなしですからね…

秋アキのキハ40系には敵いません〜

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