飯田線で活躍するカキH7編成のクハ212形5000番代(クハ212-5007)
先週の金曜日(1/29)、日本車輛製造(いわゆる日車)は、JR東海が東海道本線・中央本線(名古屋口)・関西本線(名古屋口)に投入する 315系 について 352両(65編成)を受注したことを発表しました。
352両の内訳は以下の通りです。
・ 2022年3月期 56両(7編成)
・ 2023年3月期 56両(8編成)
・ 2024年3月期 120両(20編成)
・ 2025年3月期 64両(16編成)
・ 2026年3月期 56両(14編成)
JR東海は日車の親会社で、日車の発行株式の過半数(50.1%)を保有するため開示義務があるので、このような発表がなされました。
2020(令和2)年1月の交通新聞(発行:交通新聞社)の記事にあった 8両固定編成(23本)と4両固定編成(42本)が投入されるという内容にも合致していますので、単純な推測から初年度の2021年度(2022年3月期)は8両編成が7本投入されること分かります。
ということは、従来車による4+4両編成や3+3+2両編成を315系の8両固定編成に置き替えて、直接または間接的に211系や213系、311系を淘汰する計画なのでしょう。
でも、これだけでは静岡地区から手を付けるのか、それとも名古屋地区に投入するのか分かりませんが、湘南色の211系や213系5000番代の活躍も5年以内で、カウントダウンが始まったということなのでしょうね…
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今回は飯田線転用に際し4位車端部にバリアフリー対応の大形トイレを設置したクハ212形5000番代をアップしたいと思います。
213系5000番代は2両編成で運用されるにもかかわらずワンマン対応の設備を持っていないので、飯田線の合理化策として真っ先に淘汰されるかも知れませんね
クハ212-5007(海シン) 2017年4月21日 上諏訪駅
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