ロングレール輸送車 キヤE195形0番代の量産先行車(キヤE195-1)
前回に引き続きJR東日本の新しいレール輸送車をアップしたいと思います。
前回は25mの定尺レールの輸送車 キヤE195形1000番代でしたが、今回は150mのロングレール輸送用のキヤE195系0番代(11両編成)のうちの1両で、青森方先頭車(Mzc)の キヤE195-1(仙ココ)です。
キヤE195-1(仙ココ) 2020年6月6日 尾久駅
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ロングレール輸送車もJR東海のキヤ97系をベースにしているので、キヤ97-201・202 のように運転台下部にレール排出器を左右2基装備した独特の外観となっています。
キヤE195形1000番代と同様に耐寒耐雪構造を強化し、JR東日本仕様の保安装置を装備していますので、パッと見ではJR東海の キヤ97-201・202 の塗色変更車のように見えます。
ロングレール輸送車は編成中央(6両目)の キサヤE194-201(Tz)に搭載された中央締結機でレールを固定し、そのほかの車両ではレールを滑らせながら支えて走行するので、中間車については編成図を用意してからアップしたいと思います。
こちらはまだ量産車が製造されていませんので、本格的な稼働は定尺レール輸送車よりも遅くなりそうです。
レール輸送用の気動車を開発したJR東海キヤ97系は定尺レール輸送車を基本番代(0番代)としているのに対し、JR東日本はロングレール輸送車が基本番代。
両社の考え方から来ているものだと思われますが、興味深いですね〜
どうでもいい細かいことですが、少し気になります…
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