「くしろ湿原ノロッコ号」を牽引・推進運転したディーゼル機関車 DE10 1661
今回は、北海道遠征の撮影3日目(10/3)の話しです。
10/3(土)は、北海道遠征の大本命、「くしろ湿原ノロッコ号」が川湯温泉まで延長運転する日です。
「くしろ湿原ノロッコ号」は週末を中心に釧路〜塘路間で運転されていますが、普段の運転区間ではオハフ51形を改造したトロッコ車両や DE10 1661 がきれいに撮れません。未確認なので断言できませんが、少なくとも引きが取れる場所はありません。
そこで目を付けたのが、川湯温泉までの延長運転。
昨年(2019年)から延長運転が復活しましたが、今年(2020年)の5月はコロナ禍のため運転取りやめに…
今秋の延長運転日も 10/3(土)だけ。
うまくいくか分かりませんが、ピンポイントで「くしろ湿原ノロッコ号」用の5両を狙うことにしました。
この日の天気は曇り☁️
運よく形式写真日和に恵まれましたが、「くしろ湿原ノロッコ号」は、指定席(2〜4号車)は満席、自由席(1号車)も座りきれないほどの混雑。
長時間停車する駅ではイベントが開催されたため、駅舎の近くは乗客で溢れかえってました。
乗客が写らないように撮影できるか心配でしたが、中線跡のある 標茶駅、敷地外から引きが取れる 摩周駅、折り返しで時間のある 川湯温泉駅、それぞれの駅でなんとか撮りました。
「くしろ湿原ノロッコ号」の編成表(左側が釧路方)
4号車の オクハテ510-1 だけは乗客がいっぱいのときしか撮影できなかったので、この1両だけは機会があれば撮り直したい…
残りの4両はいつものようなクオリティで撮れましたので、今回はそのうちの1両、「くしろ湿原ノロッコ号」を牽引・推進運転した DE10 1661 をアップしたいと思います。
DE10 1661(釧) 2020年10月3日 摩周駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
DE10 1661 は総括運転用の機器を搭載しているので、帰りの釧路行き(81号)は先頭車となる オクハテ510-1(4号車)の運転台から DE10 1661 を遠隔操作して推進運転します。
この運転方式は「富良野・美瑛ノロッコ号」の富良野行き(1・3・5号)とまったく同じで、同列車の場合は オクハテ510-2 が DE15 1533 または DE15 1534 を制御します。
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