JR各社の“春の臨時列車のお知らせ”について(クモハ813-303)
1月の九州遠征をダラダラ書いていたらJR各社から発表された “冬の臨時列車のお知らせ”をリストにしてまとめるタイミングを逸してしまいました。
消化不良だった九州遠征の報告が終わりましたので、心機一転、JR各社および支社の発表をリンク付きで整理してみましたので、是非ご活用ください。
JR東日本(全体)
JR東日本(リゾート列車など)
JR東日本(盛岡支社)
JR東日本(秋田支社)
JR東日本(仙台支社)
JR東日本(新潟支社)
JR東日本(高崎支社)
JR東日本(水戸支社)
JR東日本(千葉支社)
JR東日本(八王子支社)
JR東日本(長野支社)
JR西日本(全体)
JR西日本(金沢支社)
JR西日本(和歌山支社)
JR西日本(福知山支社)
JR西日本(岡山支社)
JR西日本(広島支社)
JR西日本(米子支社)
JR西日本(新幹線管理本部・福岡支社)
* * *
2年前から冬季を中心に九州に遠征するようになりましたが、少しずつ成果が積み上がって系統立ててアップできる形式が増えてきました。
私の場合、いつ遠征に行っても安定的に曇ることがほとんどないので、雨雲や雪雲がやって来る直前などに少しずつ撮っていくしかないと諦めています。
効率は悪いですが、こうやって遠征して撮っていくしかないのでしょうね。
今回は、九州北部の都市圏輸送で活躍するJR九州の813系近郊形交流電車の中でもレアな300番代の クモハ813-303(本ミフ)をアップしたいと思います。
813系300番代は、2002(平成14)年2月の鹿児島本線海老津〜教育大前間での衝突事故により廃車となった813系0・200番代編成の代替補充用として1995(平成7)年に製造された少数派グループです。
クモハ813-303(本ミフ) 2016年2月22日 鳥栖駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
813系300番代は200番代をベースとしたマイナーチェンジ仕様車ですが、側窓がUVカットのスモークガラスに変更され(ブラインドの廃止)、ドア付近のつり革が817系と同じくサークル状の配列に変わり、トイレは車イス対応の大形洋式トイレに変更されました。
落成当初は識別用として前照灯上部に赤帯が入っていましたが、現在は消去されたため200番代との外観上の識別ポイントは側窓のスモークガラスだけになりました。
JR九州の813系は1994(平成6)年から2009(平成21)年の15年にわたって製造されたため、基本番代となる0番代から仕様変更を経て100・200・300・400・500・1000・1100番代へと進化していきました。
一時期、1100番代の非ワンマン車を2100番代に改番したことがありましたが、こちらはワンマン対応改造により消滅しました。
その中でも813系300番代は前記の理由で3両編成が3本落成しただけで、1100番代を除くほかの813系と共通で運用されるので、これだけを追いかけて撮るのは至難の業です。
しかも、813系は併結されて運用されることが多いので、813系300番代の先頭車が中間に入っている場合もありますからね…
これから何度も掲載することになるかも知れませんが、この下表にある813系の各形式区分を少しずつ撮っていきたいと思っています。
0番代 (1次車) |
421・423系の置換用として1994(平成6)年に登場(JR九州では初のVVVFインバータ制御車両) 落成当初は“クモハ813 + クハ813”の2両編成、その後サハ813形400番代を中間に組み込み3両編成となる |
---|---|
100番代 (2〜4次車) |
715系などの置換用として1995・1996(平成7・8)年に落成 落成当初は2両(クモハ813 + クハ813)または3両(クモハ813 + サハ813 + クハ813)の2種類の編成が存在。その後2両編成はサハ813形500番代(8次車)を中間に組み込み3両編成となる |
200番代 (5〜7次車) |
鹿児島本線の列車増発用として1997・1998(平成9・10)年に落成 すべて3両編成(クモハ813 + サハ813 + クハ813)で落成 |
300番代 (9次車) |
事故廃車となった0・200番代編成の代替補充用として1995(平成7)年に落成 すべて3両編成(クモハ813 + サハ813 + クハ813)で落成 |
400番代 (10次車) | 2両編成の0番代(1次車)を3両編成化するために2003(平成15)年にサハ813形400番代のみ登場 |
500番代 (8次車) |
2両編成の100番代(3・4次車)を3両編成化するために2001(平成13)年にサハ813形500番代のみ登場 813系では唯一のロングシート車両 |
1000番代 (11次車) |
輸送力増強用として2005(平成17)年に落成 登場当初からすべて3両編成であるが、電動車を編成中間に変更したため“クハ812 + モハ813 + クハ813”となった |
1100番代 (12・13次車) |
輸送力増強用および日豊本線小倉〜中津間のワンマン運転対応用として2007・2009(平成19・21)年に落成 すべて3両編成(クハ812 + モハ813 + クハ813)で落成 前面および側面の行先表示器が大形化 |
コメントの更新情報
トラックバックURL: https://www.train-books.net/jrq_kumoha813-303/trackback/