何故かTR47台車を履いている大井川鐵道の オハ35 459
遠征1日目(4/27)は雨のため散々な結果でしたが、2日目(4/28)も関西地方は雨予報。
それじゃダメだと思って午後には帰途に就きましたが、途中のサービスエリアで天気予報をチェックしてみたところ、静岡県内ならお昼ぐらいに雨が上がるとの予報が。
ならば、遠征2日目(4/28)は、
朝から大井川鐵道の新金谷に行って旧形客車を撮り、
お昼過ぎに川根温泉で今回の強行遠征の疲れを取る、
こんなプランなら遠征を無駄にしないで済むのでは、と考えました。
Twitter のタイムラインに、大井川鐵道の オハ35 459 がTR47台車を履いるとの情報が上がってからは、ず〜っと行きたいと思ってましたからね…
これが撮れれば文句なし。
しかし、2日目(4/28)は朝から雨。
あきらめずに新金谷入りし、待つこと約5時間。
お昼ごろになって、ようやく オハ35 459 の形式写真が撮れました。
はやり、被写体が旧形客車だと気合いの入り方が違います。
障害物を除けるために、レンズを変えたり、三脚の高さを調整して頑張って撮りました。
オハ35 459 2016年4月28日 大井川鐵道新金谷車両区
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
国鉄時代であれば、台車振替によって“ス”級に形式変更とされてもおかしくないのでは、と思っています。
オハフ33形1000番代の例があるので、台車違いを整理して“スハ42形”の1000番代あたりに改番されていたのかな、と。
オハ35 459 の妻面の重量標記を見ると、自重は 30.6 t 。
恐らく、台車振替がされていないときの標記のままだと思われます。
オハ35 459 の重量標記
国鉄時代の諸元表によれば、オハ35形の自重は 31.6〜34.5 t 。
TR47 台車は TR23 系よりも約1 t 重いので、台車振替で自重が変わったとしても約 31.6 t 。
これならオハ35形の自重の範囲内なので、国鉄/JR方式で形式を見直したとしても変更する必要はなさそうです。
でも、台車振替車両を営業運用に入れるためには事務手続きが必要でしょうから、頻繁にこのような台車振替はしないでしょう。
では、何のために台車振替が行われたのでしょうか?
不思議です…
TR23 台車を履いたスハフ42形や旧オハ46形が運用に就いていればいいのですが、そのような話しは聞きません。
しばらくは謎のままなのでしょうね。
コメント
スハネ30ならTR23付きとTR47(40B)付きが共存していました。オハネ17もそうでした。オハ35の場合はスハ42ですね。しかし、大井川鐵道ではオハ46もオハ47に入れるくらいですからね。模型でもTR47が余っています。
2020.10.06 09:33 | 酒井 英夫
TR47はウイングバネを使用しており乗り心地がTR23より改善されていることから履き替えたか、弱小私鉄ではよくあることだが、TR23が古くなり、修繕するより余剰のTR47がたまたまあったため履き替えただけかもしれないですね。
別にオハ35はTR23でなければ不具合があるというわけでもないので。
2020.06.01 09:43 | 鉄太郎
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