EF66形で唯一国鉄色をまとっている EF66 27
ヨーロピアンスタイルで人気の高い電気機関車 EF66形ですが、現在も国鉄色をまとっているのは“EF66 27”の1両だけです。
“ニーナ”なんて訳の分からない愛称が付けられている同機ですが、もともとEF66形の形式写真が撮れる場所が限られているうえに、なかなか順調に運用に入ってくれない。さらにトラブルなどで運用から外されたりで、これまで撮影できませんでした。
撮影できそうな運用に入るときはいつも晴れ。
2015(平成27)年6月に全般検査を通過したものの、EF66 27 とは縁がないのかなぁ〜、と諦めていたところ数日前に運用が変わり、順調にいけば今日(3/10)の運用で撮れる可能性が出てきました。
今日なら出撃可能。
あとは天気次第。
一昨日(3/8)から東海地方の天気予報をウォッチングしていたところ、曇り予報のまま変わらずに当日を迎えましたので、青春18きっぷを購入して富士駅に行ってきました。
今日は現行ダイヤになってから初めての富士駅訪問で、コンテナ車の入換作業の段取りが分からなかったので、作業途中に形式写真が撮れそうなチャンスを逃してしまいました。
でも、いつものようにややサイド寄りの構図で形式写真がうまく撮れましたので、今回は富士出撃の成果を早速アップしたいと思います。
吹田機関区(吹)の EF66 27 です。
EF66 27(吹) 2016年3月10日 富士駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
たった1両のために出撃するのは気が引けますが、1両のみの存在となった車両についてはそんなことは言ってられません。しかも、運よく青春18きっぷの利用期間内だったので、今回は出撃を決行いたしました。
今回の EF66 27 の撮影で、現存するEF66形の一通りのバリエーションがすべて記録できたことになります。
細かく見れば100番代で見られる水切りの有無なども押さえておかなければいけないのかも知れませんが、取り敢えずこれでEF66形の追っかけは一旦終了します。
JR貨物の機関車については、試作車の一部や九州地区配置車に未撮影区分がいくつかありますが、3年前までは未着手だったということを考慮すると、我ながらよく頑張っていると思っています。
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