室蘭本線・千歳線で試運転していたキハ261系1000番代(キロ261-1103)
今回は北海道遠征の4日目、11/20(金)の話しです。
この日は道内全域で曇り予報だったので、こういうときはカーテン閉の可能性が低い長距離列車を狙うのがいいと思い、苫小牧に前泊しておきました。
当日になって天気予報が変わったり、前日の道東のように予報が大きくハズレることがよくあります。
でも、苫小牧が拠点なら「北斗」「スーパー北斗」を撮りにすぐに登別に行けますし、「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」の追分(勇払郡安平町)にもすぐに移動できます。
こんな理由で前泊地を苫小牧にしました。
遠征4日目(11/20)は天気予報どおり朝から曇り。
期待を胸に「スーパーおおぞら」のキハ283系、「スーパーとかち」のキハ261系1000番代を撮りに追分に移動。
ここで数本の列車を撮るつもりでしたが、到着してからしばらくすると晴れ間が広がってきたので、撮れたのは「スーパーとかち」のキハ261形1200番代の2両だけでした。
たったの2両でしたが、“Tilt 261”のロゴが残る従来車と“HET 261”に変更された増備車が1両ずつだったので、効率的な追分滞在でした。
前日(11/19)の釧路往復でキハ283系が撮れそうな駅を見付けたので、もう追分にこだわらなくていいでしょう。
晴れてしまった追分をあとにして、すぐに登別に移動。
でも、ここもお昼前ごろまで晴れ。
そのうち曇が厚くなって形式写真日和に変わったので、キハ183系やキハ281系を撮ってましたが、函館方面が晴れていたためカーテン閉の車両ばかりで窓まわりが騒がしい写真しか撮れません。
結局、登別駅に長居しても撮れそうな感じがしなかったので、早めに切り上げて翌日のために函館に移動。
単に移動してもつまらないので東室蘭までは789系の「すずらん」に乗ろうと荷物を片付けていたところ、下りホームに時刻表に載ってない列車が到着する案内放送が。
そして、何と何とキハ261系の5両編成が入ってきたのです。
急いで三脚とカメラをセットして撮影しましたが、とっさのことで三脚の設置場所が定まらない。一方で、これから乗車する「すずらん」が上りホームに入ってきて被りそう。
そんな状況で急いで撮ったので、シャッターは切ったけど789系のライトや影が車体に映り込んでいるなぁ〜 と諦めながらも、滑り込みで「すずらん」に乗車。
乗車後すぐに写真を確認したところ、1枚だけは何とかほぼ適正露出。しかも、その1枚は789系のライトが車体に映り込んでいないきれいな形式写真でした。
今回はそんな状況で急いで撮影した キロ261-1103(札サウ)をアップしたいと思います。
恐らく、来年3月ダイヤ改正の「スーパー北斗」増発に備えた乗務員の習熟運転だったものと思われます。
キロ261-1103(札サウ) 2015年11月20日 登別駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
このとき走っていたキハ261系1000番代は5両編成で、札幌方の3両は新潟トランシスで落成したばかりのピカピカのST-1206編成(とキハ260形1300番代)、函館方2両はステンレス車体がくすんだST-1103編成でした。
現在、キハ261系1000番代は「スーパーとかち」のみで使用されているため、帯広方(函館本線では函館方)に連結されるキロ261形だけは形式写真が撮れる駅が見当たらない撮影困難形式です。
今回はそのキロ261形が撮れたのでラッキーでしたが、「スーパー北斗」に充当されるようになると状況が一転して簡単に撮れる形式になると思われます。
でも、乗客のいない状態のキロ261形が撮れたのをヨシとして、しばらく満足感にしたりたいと思います。
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