試運転で函館に入線していたキハ261系1000番代(キハ261-1205)
去年の今ごろは北陸新幹線の金沢延伸開業で動きのありそうな車両の動向をチェックしていましたが、やはり今年も同じようなことをしていて進歩がないです。
北海道新幹線の新函館開業で特急「北斗」系列が増発され、並行在来線が第三セクター化されてキハ40形が道南いさりび鉄道に譲渡されます。
特急「北斗」系列が9往復から12往復に増発されることがすでに発表されていますが、これはキハ283系が「スーパー北斗」に充当されていたときよりも多い運行本数です。
去年までキハ183系のトラブルで車両不足が続いていたことを考えると相当思い切った増発。
恐らく、「スーパーとかち」で運用されているキハ261系1000番代の一部が「北斗」系列に回されると思われますが、キハ261系1000番代はまだ5本分の両数しか整っていません。
「スーパーとかち」は現在3運用で回っているので、「北斗」系統の増発分をキハ261系でまかなうと予備編成がなくなってしまいます。
来年3月までにもう1本くらいは用意すると思いますが、そうなると予備編成は「北斗」「スーパーとかち」共通でたった1本。結構厳しいですよね。
来年3月を過ぎてから2本目が増備されると思いますが、それでやっと余裕が出そうです。
でも、現在「北斗4・15号」で使用されているキハ183系500番代(120km/h運転対応車)を置き替えるまでの両数が整うのはもう少し先(かな?)。
それまではキハ183系500番代が「北斗」系統から抜けられない。となると、「オホーツク」のキハ183系初期車の置き替えはもう少し先。
なら、今撮っておくべき車両は何なのでしょうか?
「スーパー白鳥」の789系電車…
でも、どこで撮るか?
もう少し悩んでみます。
キハ261-1205(札サウ) 2015年7月1日 函館駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
函館駅で試運転を行っているときに撮影したキハ261系1000番代ですが、来年3月以降は普通に見られるようになるのでしょうね。
先頭部側面のロゴマークが「Tilt 261」から「HET 261」に変更されていますが、これは車体傾斜装置の搭載をやめたからのようです。
キハ261系の従来車についても車体傾斜装置を撤去し、ロゴマークを順次「HET261」に変更するらしいです。
しかし、JR北海道からキハ261系1000番代の塗色変更が発表されたので、ロゴマークの変更は「スーパー宗谷」用のキハ261系0番代だけが対象で、キハ261系1000番代の「HET 261」ロゴは第5編成だけで終わってしまうかも知れません。
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