単線用ラッセル式除雪ヘッドを外して活躍している DE15 2521
まだ梅雨の最中、先週から急に暑くなり、この陽気がしばらく続いているので、もうヘロヘロです。
北海道遠征があったため、今月に入ってから実家の片付けが止まっていたので、それを挽回するために今月中旬から片付け作業に復帰。
これを始めてしまうとブログの更新が滞ってしまうのが困ったところで、そうならないために形式写真のレタッチを何枚か済ませておきました。でも、“平日のみシングルファーザー”の定時運転を止めることができなかったので、しばらくぶりのブログ更新になってしまいました。
すみません。
* * *
少しでも涼しくなるような写真を!そう思って写真選定をしようと思いましたが、雪がない状態で撮るのがヨシとされる形式写真ですので、そのような写真は見つかりませんでした。
それならば雪に関係がある車両にしよう、ということで強引に単線用除雪車の夏場の姿をアップすることにします。
旭川運転所(旭)の DE15 2521 です。
DE15 2521(苗) 2015年7月2日 岩見沢駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
DE15形2500番代は、客車用蒸気暖房装置(SG)未搭載の機関車本体に単線用ラッセル式除雪ヘッドを両頭に取り付けて製造されたグループです。
SG非搭載のため第2エンド側のボンネット内に死重を搭載しており、運転室床下のSG水タンクが省略されています(機関車本体はDE10形1500番代とほぼ同一仕様)。
国鉄の分割民営化でも全27両がJR旅客会社に引き継がれましたが、排雪用モーターカー(排モ)の登場や近年の暖冬の影響、そしてローカル線の廃止によって半数以上が廃車になりました。
現在は稼働車のほとんどがJR北海道に配置されていますが、JR北海道の所属車は除雪期以外は除雪ヘッドを外して、入換作業や臨時列車、レール輸送の牽引機として使用されています。
この写真はレール輸送用の貨車(長物車)チキ6000形を牽引する準備のときに撮ったもので、除雪ヘッド用の電気連結器と密着連結リンクが剥き出した状態になっています。
コメントの更新情報
トラックバックURL: https://www.train-books.net/jrn_de15_2521/trackback/