すでに営業運転では見られなくなったキハ75形400番代(キハ75-404)
2ヶ月前の4月初旬のことですが、このときに岐阜遠征の成果としてキハ75形1300番代をアップしました。
この時点では、キハ75形の高山本線・太多線への転用改造が途中段階で、総勢40両の1形式に対して番代区分が12にも及んでいました。
半ばカオス状態です。
具体的には、
快速「みえ」用として1993・1999(平成5・11)年に登場した新製車のキハ75形0・100・200・300・400・500番代。
高山本線・太多線への転用を見越してワンマン対応および耐寒構造に改造されたキハ75形3200・3300番代。
そして、
高山本線・太多線転用の際に耐寒構造形に改造された非ワンマンのキハ75形1200・1300番代。
ワンマン対応および耐寒構造に改造されたキハ75形3400・3500番代。
これだけバリエーション豊富になっていました。
快速「みえ」と高山本線・太多線のローカル運用という2系統をこなすオールマイティーな形式と言えども、流石に1形式40両に対して12区分は多過ぎます。
3月ダイヤ改正直後では見えてなかったキハ75形の動向でしたが、岐阜に遠征した4月上旬の時点では美濃太田車両区(海ミオ)に転属したキハ75形200・300・400・500番代について順次耐寒構造化の工事を進めていく流れが見られたので、全車が海ミオに転属したキハ75形400・500番代については廃区分も時間の問題と思われていました。
このような状況でしたので、キハ75形400・500番代を撮りに岐阜遠征に行きましたが、やはり予想通りこの2区分は先月までに営業運用から外れたようです。
まだ、キハ75-404・505 の耐寒構造化工事が終わっていないようですので、キハ75形400・500番代は廃区分になっていませんが、今月中にはこの2区分は過去のものとなるでしょう。
キハ75形についても一通りの区分を記録しておきたかったので、駆け込みで美濃太田駅に行きましたが、富山・多治見方に連結されるキハ75形400番代については撮れる見込みがありませんでした。
でも、たまたま3番線ホームから海ミオに引き上げる運用に キハ75-404(海ミオ)が入ってくれましたので、今回アップする写真のようにきれいに撮ることができました。
キハ75-404(海ミオ) 2015年4月7日 美濃太田駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
キハ75形400番代は形式区分としては珍しいものではありませんが、快速「みえ」時代に撮り損ねていたのでね。
こういう現地一日の遠征では狙っていた車両が撮れないことが多いのですが、当日は運がよかったのだと思っています。
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