北越急行所有の特急「はくたか」用車両(クロ683-8001)
明日(3/14)、JR各社でダイヤ改正が実施されます。
寝台特急「トワイライトエクスプレス」は最終列車が上り下りともに目的地に到着し、無事に25年間の運転を終えました。
寝台特急「北斗星」は今夜が定期列車として最後の運転となり、(現在17時30分過ぎですから)もうすでに上下列車とも出発しました。
この他にも、北海道では711系が、金沢地区では475系がそれぞれ最後の運転を終えました。
いずれの形式もどちらかというと地味な存在でしたが、最終日の今日はお別れセレモニーが行われたようです。いいですね。
この他にも、北陸新幹線絡みで特急「はくたか」「北越」と快速「くびき野」「妙高」が今日でお別れで、この他に特急「スーパーひたち」「フレッシュひたち」「あやめ」も明日からは見られなくなります。
定期列車としての快速「あいづライナー」も今日が最終日で、同列車に使われていた485系のセンA3/A4編成は引退するようです。
例年、この時期は会社員時代は年度末のため、独立してからは確定申告の提出期限ギリギリで切羽詰まっていることが多いので、ダイヤ改正前後の盛り上がりがどうだったのかあまり記憶にありません。
でも、今年はダイヤ改正前に直接的に影響受けそうな車両を撮りに何度も遠征していましたので、改正関連のニュースに目が行ってしまいます。
先々週は2日間も「はくたか」用車両の撮影三昧でしたからね。
でも、着々と日本列島の主要幹線が新幹線に置き替えられ、一方で地域に密着する運行形態で並行在来線が残されています。
速達列車を剥ぎ取られているのに、第三セクター化された並行在来線はローカル運用だけでクルマ社会と戦っています。
かなりむごい状態。しかも、一夜にしてそのような状況に晒されています。
収益性の高い新幹線を運行するJR線、一方、補助金頼みで何とか細々と運行する並行在来線。
この図式が何年保つのか… 国鉄の二の舞になるのではないか?
すごく気になります。
なくなってしまう列車に郷愁を求めたり、それほど利用していたわけでもないのに最後になって「ありがとう!」って列車に叫ぶのもいいですが、なんでこの列車がなくなることになったのか?今一度考えてみては如何でしょうか。
* * *
先月の北陸遠征で撮影した北越急行所有の特急「はくたか」用車両のうちの1枚をアップしたいと思います。
683系8000番代付属編成(N13編成)の1号車に連結されるグリーン先頭車(Tsc)の クロ683-8001 です。
在来線の特急としては最後に運転される「はくたか26号」は、この写真の クロ683-8001 が先頭を務めることになっています。
「はくたか」を自社所有のスノーラビットで締めるなんて、粋な計らいを見せてくれますね、北越急行は…
北越急行 クロ683-8001 2015年2月23日 魚津駅
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