4月以降、「北斗星」に連結される予定の“ロビーカー”(オハ25 503)
いつものように鮮度落ちですが、一昨日(1/23)JR各社から春(3/1~6/30)の臨時列車についての発表がありました。
今回はいつものエリア別の発表のほかに4月以降臨時列車に格下げされる寝台特急「北斗星」「カシオペア」の4~9月の運転計画についても発表がありました。
急行「はまなす」及び寝台特急「カシオペア」・「北斗星」の平成27年上期(4月~9月)運転計画について (JR東日本)
「北斗星」「カシオペア」は同じ時刻の運転されることになり(停車駅は異なる)、「北斗星」の運行本数は「カシオペア」と同程度まで大幅に減便となります。
両列車が交互に上野〜札幌間を走り、基本的に水曜日発はお休みになるので、あわせて週6日の運転が確保されるようです。
「北斗星」の最終運転日は8月22日(札幌発)で、「カシオペア」は9月までの計画が発表されました。
このような運行形態になるので、1つの撮影ポイントで両列車を狙うことができなくなります。
臨時列車となる「北斗星」は編成変更が行われるようで、これがどうなるのか気になります。
まだ時刻表を確認していませんが、時刻表の「北斗星」には“ロビーカー連結”という標記があり、JR東日本の“寝台特急「北斗星」”の紹介サイトには下のように“※2015年4月2日以降は「ロビーカー」となります。”と注釈付きに変更されています。
(JR東日本・旅どきnet より)
“ロビー”があることを意味する標記ではなく、“ロビーカー”と言い切っていることから、これまでのように車内の一部に“ミニ・ロビー”が配置されたJR北海道所属のスハネ25形500番代が連結されるのではなく、「北斗星」用の全室“ロビーカー”の中で唯一生き残った オハ25 503 が連結されることになると予想されます。
「北斗星」が3往復走っていたときは、国鉄末期に登場したJR東日本のオハ25形500番代(オハ25 501〜504)とJR北海道のオハ25形550番代(オハ25 551)の5両のロビーカーが「北斗星3〜6号」に連結されていましたが、平成20(2008)年3月改正で1往復に減便されてからはミニ・ロビー付きのB個室寝台車(ソロ)のスハネ25形500番代が連結されるようになったため、予備車として残った オハ25 503 以外は廃車となってしまいました。
しかも、オハ25 503 はほとんど出番がなく、たまにハンドル訓練で上野〜黒磯間を走る程度で、普段は尾久車両センター(東オク)に留置されていました。
このような オハ25 503 が臨時列車化される「北斗星」に組み込まれるのですから、大胆な編成変更が行われてもおかしくないと思われます。
また、4月以降は「カシオペア」のように12両編成1本でも回せる運用形態になってしまうので、東オクと札サウ(札幌運転所)の24系客車は半数以上が廃車になってもおかしくないでしょうね。
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オハ25 503 はすでにアップ済みの車両ですが、違った方向から撮影した写真が手元にありましたので、今回は1位側から撮影した オハ25 503 をアップしたいと思います。
オハ25 503(東オク) 2013年5月24日 黒磯駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
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