JR東海の第2期機関換装車のキハ48形6800番代(キハ48 6806)
ここ数日は12月とは思えないほど寒いですね。
今冬はいつも以上に寒くなるスピードが速く、寒さになかなか体が慣れてくれません。
つきみ野は東京の都心部よりも気温が低いので、氷点下になること自体は珍しくないのですが、今年は例年より早くに、今朝(12/18)氷点下を記録したようです。
2014年12月18日6時の天気図(tenki.jpより)
神奈川県の県央地区で氷点下を記録した今朝6時の天気図を日本気象協会から持ってきましたが、まるで教科書のような西高東低の気圧配置です。
昨日(12/17)の9時時点では低気圧の中心気圧が948hPaまで下がっていましたから、“爆弾低気圧”と呼ばれる急速に台風並みにまで発達した低気圧は一時期よりは収まったようです。
北海道の東部にあった低気圧が弱まりながら南東へ進み、北海道付近から遠ざかりましたが、等圧線の間隔は相変わらず狭いままです。
夏は暑く、冬は寒く…
最近の天気は年間通しての寒暖の差が大きくなっているような気がしないでもないのですが、実際はどうなのでしょうね?
* * *
この12月から美濃太田車両区(海ミオ)の新形気動車キハ25形(2次車)の運用が開始され、一部のキハ40系が余剰となり4両のキハ48形が西浜松に廃車回送されてしまいましたが、今回はそのうちの1両の現役時代の写真をアップします。
雪が本格化する前にもう1回高山駅に行きたかったのですが、今回の大雪で望みが叶わなかったので、3月辺りに雪が落ち着いたら行って未撮影のキハ48形を撮ってきたいと思っています。
キハ48 6806(海ミオ) 2010年11月5日 高山駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
今回アップしたキハ48形6800番代は耐雪耐寒構造でトイレなしのキハ40形1500番代を改番整理したグループのうちの1つです。
国鉄からJR東海に継承されたキハ48形1500番代は キハ48 1515~1519・1523~1531・1536~1538 の17両でしたが、非力のため使いにくい車両であったため駆動用機関(エンジン)をカミンズ社製のC-DMF14HZBに換装し、冷房改造を併施してキハ48形6500番代となりました。
これらの改造は1994~1998(平成6~10)年に行われましたが、このときに17両を番号順に並べ、若い番号から順に1番目から17番目までの車両という意味で末尾2桁に整理番号が付けられたため、改造後は キハ48 6501〜6517 に改番されました。
耐雪耐寒構造のためおもに高山本線で使用されましたが、美濃太田以北でのワンマン運転に合わせて1999~2003(平成11~15)年に キハ48 6503~6516 の14両がワンマン運転対応に改造されて キハ48 6803~6816 となりました。このときに、ワンマン対応という意味で番号に300がプラスされました。
実際には、キハ48 6506・6507・6511~6513 の5両は、原番号の キハ48 1523・1524・1528~1530 時代に武豊線用としてワンマン対応に改造されていましたが、機関換装をともなっていなかったため、その時点では6500番代に改番されていませんでした。
キハ48 6501・6502・6517 の3両は従来どおり非ワンマン仕様のため車掌さんが乗務する列車に今でも使用されていますが、美濃太田車両区(海ミオ)に2両、伊勢車両区(海イセ)に1両と分散配置されているため、撮影が難しい番代区分のうちの1つです。
もちろんキハ48形6500番代は未撮影なので、キハ25形などへの全面置き替えが進む前までに撮っておきたいのですが、雪の関係で海イセ車を狙うしかないのが頭痛の種です。
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