「SL奥久慈清流ライン号」試運転を牽引する C61 20
12月4日に水郡線が全線開通80周年を迎えるのを記念して、12月5~7日に水戸〜常陸大子間で「SL奥久慈清流ライン号」「DL奥久慈清流ライン号」が運転されます。
水郡線でのSL列車の運転は2年ぶりだそうですが、下り「SL奥久慈清流ライン号」の牽引機はJR東日本の高崎車両センター(高)のC61形蒸気機関車が務めます。
前回は真岡鐵道から借りてきたC11形(C11 325)が引っ張りましたので、今回はこれまでとは違ってまるで本線を走るかのような客車列車が仕立てられます。
すでに11/27(木)から水戸〜常陸大子間で試運転が始まりましたが、なかなかこちらの都合が合わずに行けませんでしたが、今日なら時間の融通を付けて行けそうだったので、早起きをして水戸まで行ってきました。
試運転にも関わらず水戸駅の2・3番線ホームにはJR職員や駅員が30名以上も配置され、さらに水郡線の列車待ちの人たちが見守る中、ヘッドマークなしの C61 20(高)を撮影することができましたので早速アップいたします。
C61 20(高) 2014年12月1日 水戸駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
C61 20 は2011(平成23)年に復活しましたが、その後は高崎地区などのSL列車で運用されることが多かったので、これまで電化区間ばかりを走っていました。でも、今回の「SL奥久慈清流ライン号」は復活後初の非電化区間での営業列車となるので、鉄道ファン注目のSL列車になるのではないでしょうか。
残念ながら転車台(ターンテーブル)の大きさの関係でSL単独列車の設定は下りのみになってしまいましたが、このようなイベントを通じて水郡線が少しでも盛り上がればと思っています。
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