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「北斗星」のB寝台緩急車(オハネフ25 215)

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前回の スハフ12 161 と同じように“埋め込み幌が廃止された”つながりで、今回は1980(昭和50)年製の オハネフ25 215(東オク)をアップいたします。

 
オハネフ25 215

オハネフ25 215(東オク)  2014年9月8日 久喜駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

24系客車は国鉄の赤字が年々悪化していた時期と重なる1973〜1980(昭和48〜55)年に製造されました。

合理化策が随所に盛り込まれて過ぎてつまらない仕様となったため、「あさかぜ」のデビューで華々しくデビューを飾った20系客車を知るものからは散々悪口を言われたようでした。

特急料金を払って乗車する車両でしたから、今のJR東日本のE231系なんて比にならないほどの酷評だったと思います。

 
編成端に連結されるオハネフ25形は増解結が頻繁に行われる車両なのに、途中から仕様変更された100番代はジャンパー栓の取り扱いがやりにくい切妻形。それだけでなく、方向転換も不能。

ちょうど100番代は九州ブルトレ用に増備されたグループで、オハネフ25形とは反対の編成端には必ず荷物車(カニ24形)が連結されていたので当時は問題ありませんでしたが…

 
でも、やっぱり付属編成には方向転換された緩急車が付いていた方がいいなぁ〜 ということで1977(昭和52)年に再度仕様変更されてオハネフ25形200番代が増備され、ついでに後位車端部も切妻形からやや後退角を設けた折妻形に戻りました。

残念ながら見た目に気を遣う余裕がなかったのか、“埋め込み幌”は復活しませんでした。

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