室蘭本線を走った日高本線用のキハ40形350番代(キハ40 359)
JR四国に新形特急車両 8600系量産先行車が6月から営業開始するというニュースがありましたので、置き替えが予想される2000系試作車両(TSE)を撮りに四国へ行く準備をず〜っとしてました。
遠征の交通費を考えるとTSEの3両だけ撮ってお仕舞い、という訳にはいかないので、数日間曇り予報が出るときを待っていたところ、北海道で今週一週間が曇るといううれしい週間天気予報が出され、こちらもまとまった時間が取れることになったので、急遽北海道に遠征することにしました。
北海道は1990年代に毎年のように撮りに行っていて、当時のJR北海道のほとんどの形式をモノクロで記録していました。が、ここ数年は天気予報に騙されることが続いたため、ほとんど成果のない遠征ばかり繰り返していました。
そのため、カラー写真で撮影したJR北海道の形式写真がほとんどないという現状を何とかしたいと思い、今日(5/13)の朝イチの便で北海道にやってきました。
まだ初日ですが、6時間ほど岩見沢駅に滞在して中2線空きで撮れる車両を片っ端から撮ってきましたので、今回はそのうちの1枚、日高本線用のキハ40形350番代、キハ40 359(札トマ)をアップいたします。
キハ40 359(札トマ) 2014年5月13日 岩見沢駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
かつて日高本線(苫小牧〜様似間)には、民営化以降に第3セクター仕様のキハ130形とキハ160形が投入されていましたが、海沿いを走るために車体の老朽化がひどかったため、わずか10年ほどでキハ130形は全廃、キハ160形は運用離脱してしまいました。
後輩の失敗を先輩が埋めるかのように、ワンマン対応改造車のキハ40形700番代を日高本線で走らせるために機関(エンジン)をDMF15HSAからN-DMF13HZBに換装したのがキハ40形350番代です。
札沼線(学園都市線)用のキハ40形300番代とは異なり、車内の改装は行われず、冷房装置も追設されなかったが、車体塗色がローソンのような配色のものに変更されました。
キハ40形350番代は日高本線だけで使用されている車両で、他線区への乗り入れはありませんが、今日はなぜか室蘭本線の1469Dに締め切り扱いで増結されていました。
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