八王子駅構内の入換機(DE10 1160)
先日(10/23)は八王子までプチ出撃して、埼京線・川越線運用から離脱した205系の廃車回送でサハ204形を撮ってきましたが、その日はもう1両だけ車両を記録することができました。
その車両とは、JR貨物所属の入換機、DE10 1160 です。
八王子駅構内の入換作業は、新鶴見機関区川崎派出(新)に配置されているDE10形が担当していますが、1日数本の石油列車のタンク車を牽引するだけで、ほとんどの時間は駅構内の側線で休んでいます。
以前は八高線ホーム(1番線)の新宿寄りから気軽に撮れたのですが、最近は留置場所がホームから離れてしまい、撮れなくなってしまいました。
でも、プチ出撃した10/23(水)は何故か以前と同じ位置にDE10形が止まっていたので、下の写真のようにきれいに撮ることができたのです。
ただ残念だったのは、雑草がひどい箇所がDE10形の手前にあったため、機関車の迫力を引き出すために三脚の高さを下げることができませんでした。
DE10 1160(新) 2013年10月23日 八王子駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
写真の DE10 1160 は1972(昭和47)年製のA寒地仕様車です。
国鉄時代に盛岡・八戸に配置されていた車両で、1993(平成5)年から去年(2012年)までは東新潟に在籍していました。
長いあいだ北国で活躍していた名残で、運転台窓にはツララ切りと旋回窓が装備され、さらに前面キャブには“八戸手すり”と呼ばれているタブレット破損防止用手すりが未だに残っています。
D800Eで撮影しておくと後でディテールの確認ができるので、今回も高倍率の画像もアップしておきます。
関東地区のDE10形では見慣れないタイプの白い手すりが“八戸手すり”です。
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