仙台・福島地区の701系付随車(サハ700-1002)
冬になったら降雪などの関係で形式写真が撮れなくなる地域があります。
南北に長い日本列島、おそらく、行きたいと思っている撮影場所の約半数はそのような地域にあると思います。
雪が降り始めると撮れなくなりそうな車両が何だろう?なんて考えていたところ、“日の出が遅くなると撮れなくなる運用”と、“日頃撮りたいと思っていたキハ40系和式車両「ふるさと」の運用”、そして一番だいじな“曇り予報が出ている地域”、この3つの条件が福島県で満たされましたので、急遽、郡山と会津若松まで行くことにしました。
福島県全域が雪深いわけではありませんが、会津若松を絡めると冬装備を持たないワゴンRでは行ける範囲が限られてしまうので、まだ寒くないこの時期に夜通し運転で行ってきました。
今回は睡眠時間を考慮に入れない移動だったので、東北本線新白河駅まではクルマ、そこからは鉄道移動というスタイルでした。
今回の撮影ターゲットは4つ。
(1) 実際に撮影可能かどうか確信はありませんが、朝早くなら郡山駅で撮れそうなEH500形
(2) 701系4両編成(非ワンマン対応のF4-16・F4-17・F4-29・F4-30編成)に組み込まれているモハ701形とサハ700形
(3) 「あいづライナー」で使われている、旧東武スペーシア色の485系1000番代
(4) 磐越西線会津若松を出発するキハ40系和式車両「ふるさと」の各車両
残念ながら日曜日は郡山駅行きのタンク列車が運休になるのをチェックし忘れていたので、(1)のEH500形は撮れず仕舞いでした。
(2)〜(4)は概ね良好でしたが、昨日の会津地方はいい天気で、なかなか曇ってくれなかったので、ベストの条件でキハ40系和式車両「ふるさと」は撮影できませんでした。
そんな中、ほどほどの曇りの天気のもとで仙センF4-17編成の サハ700-1002(仙セン)がきれいに撮れましたので、今回はこちらの車両をアップします。
サハ700-1002(仙セン) 2013年10月6日 郡山駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
郡山駅の2番線で撮影した写真ですが、このホームに4両編成が入る場合、ほとんどの下り列車は先頭から2両目が橋上駅舎の下に入ってしまいます。
でも、1本だけ駅舎の下に入らないで、しかも乗客を降ろした状態でしばらく止まっている運用があるので、昨日はその瞬間を待ってサハ700形を撮りました。
黒磯駅でも撮れる車両ですが、駅構内の雑草がひどいので、しばらくはきれいに撮れそうにありません。冬になれば撮れるようになると思うのですが、枯れたまま雑草が放置される可能性もあるので、この機会に撮っておきました。
秋田車両センター(秋アキ)の3両編成(N1〜N13・N101編成)にも付随車サハ701形が連結されていますが、仙台車両センター(仙セン)のサハ700形には蓄電池が床下に取り付けられているため、サハ701形とは別形式になっています。
また、サハ700形とモハ701形は701系1000番代の4両編成に組み込まれているので、1000番代だけが存在する形式になっています。
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