日光線用のクハ205形600番代(クハ205-610)
鉄道ニュースでも「205系600番台,東北本線宇都宮〜黒磯間で営業運転を開始」とのタイトルで採り上げられていますが、この週末から、東北本線宇都宮〜黒磯間の普通列車の一部がこれまでの211系から205系600番代に置き替えられました。
今回の置き替えは、同区間用に残っていた211系5両編成の6本の運用のうち4本が205系化され、昼間の時間帯は211系と205系600番代が交互に走るような状況になりました。
まだ、211系の運用が2本残っているので、“東北本線から211系が完全に撤退”とまでは行きせんが、この区間のローカル運用で唯一10両編成だった 1523M 〜 1526M 〜 1533M 〜 1534M のスジが205系化されて8両となるなど、211系劣勢の感は否めません。
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クハ205-610(宮ヤマ) 2013年3月24日 下野大沢駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
東北本線宇都宮〜黒磯間への205系投入よりも一足先に日光線にはシックな帯色の205系600番代が投入されています。
日光線用の107系の外部塗色をイメージした帯色(レトロライン)の車両が日光線用の205系600番代ですが、この帯色の編成(宮ヤマY2・Y3・Y6・Y10編成)は下の写真のように番号表記が小さく、超高画質の Nikon D800E で撮っても番号の確認が難しいほどです。
しかも、正面窓の助士席側に貼付されている編成番号の表記も分かりにくいので、撮影後にきちんとメモをしておかないと、番号不明で処理されかねない車両です。
クハ205-610の形式番号表記(4位車端部)
一方で、車体側面中央部の剥がされた番号表記は、番号シールの粘着剤から染み出した可塑剤が悪さした関係で“クハ205-116”が難なく読み取れるほどキッチリ残っています。
クハ205-610の旧番号表記(クハ205-116)
これほどまでに旧番号が簡単に確認できるので、日光線用205系については旧番号から撮影車両の番号を確認する、そんなやり方で撮影済みの車両をチェックしていった方がいいようです。
変なやり方ですけどね…
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