「丹波路快速」のダブルパンタグラフ車(クモハ223-6113)
関西地区ではお馴染みの223系ですが、今回は福知山線で使用されている網干総合車両所宮原支所(近ミハ)の クモハ223-6113 をアップします。
223系6000番代は、130km/h運転が可能な2000番代と区別できるように前面貫通扉と乗務員扉にオレンジ色の細帯が追加されています。
クモハ223-6113(近ミハ) 2013年5月11日 相野駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
近ミハの223系は、2008(平成20)年に開業したおおさか東線とJR東西線を経由する奈良〜尼崎間の「直通快速」で運用されていた車両で、2007・2008(平成19・20)年に4両編成20本が投入されました。
福知山線の「丹波路快速」にも充当されるようになったのは、増備途中の2008(平成20)年6月からです。
近ミハの223系は2000番代の6次車になりますが、JR東西線に入線するため223系としては初めて前位側にもパンタグラフを搭載しており、これが外観上の特徴となっています。
130km/h運転をおこなわない区間で運用されていたため、2008(平成20)年2〜6月に6000番代に改番されました。
その後、北新地駅にホームドア設置されてJR東西線が4扉車に統一されたため、2011(平成13)年3月改正で「直通快速」運用から撤退し、現在は福知山線の快速列車のみで使用されています。
地下鉄線区となるJR東西線での離線対策のためダブルパンタグラフとなっているので、地上運用に限定された現在は写真のように前位側の第2パンタグラフはいつもたたまれています。
前位側のパンタグラフは冬季の霜取り用として使えそうですが、実際に福知山線の北部運用ではダブルパンタで走っているのでしょうか?
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