三脚を買い替えました、3か月前の話しですが(クモハ211-5619)
三脚を買い替えました。
でも、3か月前の話しです。
そのときにブログの下書きを終えてましたが、アップするのを忘れていたみたいで、ず〜っとお蔵入りになっていました。
で、買い替えたのは「国鉄標準形特急車両 形式485系」の最終チェックが終わり、やっと人並みの生活が送れそうだ!という今年(2013年)の1月中旬のことでした。
買ったのは、ジッツオ(GITZO)のシステマ3シリーズの GT3542LS です。
それまで駅ホームなどで形式写真を撮るときに使っていたのは スリック(SLIK) カーボンマスター Pro 913 II でしたが、雲台取り付け部がグラつくようになり、修理に出すか、新しい三脚を買うか、2年ほど前から迷ってました。
昨年(2012年)2月のカメラショー(CP+2012)で SLIK の担当者に伺ったところ、スリック(SLIK) カーボンマスター Pro シリーズは雲台の付け外しを繰り返していると取り付け部分が痛むということで、これは構造上どうしようもないという話しでした。
被写体や撮り方によって雲台を取り替えているので、これは致命的。
新しいタイプは スリック(SLIK) グランドプロ CF-4 のような構造に変わっているのかと期待していたのですが、本当に残念。
それを聞いてからは修理して使い続けるのをあきらめ、どんな三脚を買ったらいいのかしばらく考えてました。
三脚メーカーっていうのは色々あって、主なところでは、日本のスリック(SLIK)とベルボン(Velbon)、フランスのジッツオ(GITZO)、イタリアのマンフロット(Manfrotto)、クイックセット(QUICK-SET)のハスキー(HUSKY)、などなど。
わたしのお気に入りのスリック(SLIK) グランドプロ CF-4 を小形化した CF-3 が一押しだったのですが、サイズの割りに値段が高く10万円近くもするので、CF-3はあきらめました。
Nikon D800E を実際に購入するまでは中判デジタル一眼レフの PENTAX 645D にするつもりで、そのため少しずつお金を貯めていたのですが、PENTAX 645D は断念。
CP+2012 に行ったときに国内外各社の三脚をいろいろと物色したところ、ジッツオ(GITZO)のシステマティック三脚の4シリーズの GT4542LS という脚の太い、中判カメラに最適そうな三脚を次のメインにすることに決めました。
GT4542LS は、雲台なし & センターポールなしで、高さ1,565mm、重さ2.31kg。
4シリーズなので、一番太い脚はパイプ径が37mm。
グランドプロ CF-4 よりも脚が太いのに結構軽い。
40半ばにとって軽いのは大きなポイント。
決めたらあとは値段がこなれるのを待つだけでしたが、GT4542LS は今年1月の時点で最安値でも80,000円弱。まだまだ気軽に買える価格ではありません。
当時は原稿に追われていたので撮影に出られなかったので、三脚を手に入れる絶好のタイミング。でも、GT4542LS は予算オーバーだったので、方針変更。
当面は中判カメラ(と標準ズーム)の出番はほとんどなく、PENTAX 645D もあきらめたのでしばらくは35mmフルサイズの一眼レフカメラ(と50mm標準レンズ)を使うだろう。これならば問題ないと割り切り、システマティック三脚の4シリーズよりもパイプ径が細い3シリーズの GT3542LS をチェックし始めました。
GT3542LS は、雲台なし & センターポールなしで、高さ1,465mm、重さ1.96kg。
一番太い脚はパイプ径が32mmで、SLIK カーボンマスター Pro 913 II とほぼ同じ。
そんなときにAmazonで値段をチェックしていたら、外箱破損の「ほぼ新品」という中古品が約65,000円で出ていたので、どうせボロボロまで使いのだから“多少本体に痛みがあっても気にしない”という気持ちで、ポチッとしました。
注文した翌日(1/13)に届いたので中身を確認したところ、本体はまったくの新品。
やりました!!!
初めての出撃が待ちきれない1月に三脚を並べて撮った写真です。
左から、GITZO GT3542LS(最大高さ 1,465mm)、SLIK カーボンマスター Pro 913 II(最大高さ 1,940mm)、SLIK グランドプロ CF-4(最大高さ 2,540mm)。
ギア付き雲台(Manfrotto 410)を購入してから3 Wayの雲台で形式写真を撮らなくなりましたが、この雲台との組み合わせはほとんど問題なし。
1つ問題があるとすれば、撮影するときに GT3542LS のトップの凸部に Manfrotto 410 のハンドルがぶつかることがあるくらいです。ただ、これは大きな問題ではなく、そのようなときは脚の向きを変えれば済みます。
Manfrotto 410 を取り付けた GITZO GT3542LS に Nikon D800E をセットした状態はこんな感じです。
GT3542LS はシステマティック三脚なのでセンターポールを別途購入しないとこんなにスッキリしているので、センターポールが邪魔になりません。
ケースから出したあとの取り扱いが楽で、下の写真のように脚を少し広げなくても簡単に三脚を持つことができます。
1月中旬に GT3542LS はいつでも出撃 or 遠征できる状態でしたが、冬型の気圧配置のためいい天気が続き、結局 GT3542LS の初稼働は2週間後(2月2日)の名古屋遠征まで待たされました。
すでにこのときの遠征については報告済みで、313系8000番代などをアップしていますので、今回はJR東海管内では話題にもならない211系、神領車両区(海シン)の クモハ211-5619 をアップします。
クモハ211形5600番代はパンタグラフ取り付け部分が低屋根化されていますが、近くに寄ってもわからないくらい段差なので、外観はほとんど5000番代と変わりません。
ただ、クモハ211-5618〜5620 は車体側面の外部スピーカーが廃止され、屋根上の冷房装置(C-AU711D)に外部スピーカーが内蔵され、前面助士席側の上部にあった運用番号表示器が廃止されたため、この3両については簡単にパッと見で区別できるようになりました。
クモハ211-5619(海シン) 2013年2月2日 名古屋駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
コメントの更新情報
トラックバックURL: https://www.train-books.net/jrc_kumoha211-5619/trackback/