“白ボウズ”と呼ばれている先頭車化改造車の通路側(キハ183-104)
昨日(12/8)は久しぶりに都内で用事があったので、帰りにイカロス出版に寄ってできあがったばかりの「国鉄特急形直流電車 形式183・185・381系」を受け取ってきました。
いつもこの瞬間が緊張のときですね。
形式写真がきれいに印刷されただろうか、見逃したタイプミスはないだろうか、など不安になります。
細かいことは気にしてもしょうがないのは分かっていますが、それでも結構ブルーになりますよ。
今回の執筆は、初秋の時期に1,000冊以上の買い取りがあった関係で、事務所が片付けられないうちに〆切り1.5ヶ月前の最後の追い込みに入ってしまったので、作業スペースの確保が大問題でした。
主夫もしている関係で集中して時間が確保できないので、途中で事務所の片付けは最低限度だけに妥協しましたが、それでも資料を広げるスペースが確保できなかったのが頭痛のタネ。
そんなとき、Facebookの地元コミュニティーで電源カフェが近所の中央林間にあることが紹介されていました。
しかも、自習する人や資料整理をする人向けにカウンター・テーブルが広く、しかも奥行きに余裕があるとのこと。
JR車両の1形式1区分の説明文を書くだけでも、数冊用意しないとならない身にとっては打って付けの環境のようでした。
これまで喫茶店やカフェとは無縁の人生を送ってきましたが、背に腹は代えられない。一念発起でFBで紹介されていた「デスクカフェ中央林間店」に行ってみました。
お店の空いている昼間なら1人2席くらいなら問題ないようだったので、資料を広げながら MacBook Pro 15㏌ をパタパタ…
しかも、2席に1ヶ所くらいの割合で2口のコンセントが用意されているので、バッテリー不足も問題なし。
いや〜、助かりましたね。
本当に…
Photoshop CC のレタッチはカラーマッチングしたモニタを使うので事務所作業でしたが、それ以外の執筆作業はほとんどこちらでやりました。
一時期はほとんど入り浸りでお世話になりっぱなしでしたので、できあがったばかりの「形式183・185・381系」を1冊寄贈させていただきました。
早速、デスクカフェの店主さんが書棚に紹介文付きで置いてくれましたので、嬉しくなって記念に書棚まわりを撮ってみたのが上の写真です。
よ〜く見ると「形式183・185・381系」が鎮座しているのが分かると思います。
嬉しいですね…
でも、誰が手に取るのだろうか???と申し訳ない気持ちになりますが、これからもお世話になりますよ、の証しとして置かせてもらおうと思っています。
* * *
「形式183・185・381系」に掲載できなかった写真を、と思ってましたが、今回は183系違いのキハ183系の変わり種をアップしたいと思います。
特急「オホーツク」の遠軽方先頭車の予備車として使用されている キハ183-104(札ナホ)です。
キハ183-104(札ナホ) 2016年7月31日 岩見沢駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
昨年(2015年)の北海道遠征のときに運よく撮影できて感動した“白ボウズ”こと キハ183-104 ですが、今夏に再訪したときは「オホーツク」の網走運用に入っていたので気軽に撮れてしまいました。
逆に、何度挑戦しても雨か晴れで撮れず仕舞いだったキハ183形1550番代が、この キハ183-104 が定期運用に入っていたために撮れなかった、という困った状況に閉口してました。
過ぎてしまえば笑い話ですが、交通費を考えると装頻繁に行けない北海道ですから、こういう一般的な車両はきちんと押さえておきたかったのでね…
以前アップした キハ183-104 の形式写真は機器室側の2-4位側(公式側)でしたが、今回は通路側の1-3位側(非公式側)ですので、これで変わり種車両の両サイドが記録できたことになります。
JR北海道のキハ183系は慢性的な車両不足と老朽化で予断を許せない状況ですので、春になったらもう1回渡道していろいろな車両を記録していきたいと思っています。
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