新潟地区のクモハ114形1500番代(クモハ114-1520)
JR西日本の115系先頭車化改造車をいくつか取りあげていましたが、JR東日本にも同改造車は在籍しています。クモハ114形1500番代はJR西日本車のように個性的な車両ではありませんが、クモハ115形と2両編成を組んで新潟・長野地区のローカル運用や増結用として活躍しています。
国鉄末期以降の1986〜1991(昭和61〜平成3)年にモハ114形1000番代に先頭部ユニットを接合したパンタグラフ付きの制御電動車です。ぎ装スペースの関係で改造当初は便所がありませんでしたが、2両編成の単独運用に就けるように新潟車の5両を除く15両に対して便所が取り付けられました。
長野地区では大糸線の短編成化・運用効率化のために改造されましたが、同線にE127系100番代が投入されたため、現在はクモハ114形を信濃大町駅で撮影するのが困難になってしまいました。
一方、新潟地区のクモハ114形は新津・長岡駅で簡単に撮影できますが、これらの車両は増結用の便所未設置車です。便所付きの車両を便所側(1位側)から撮るとなる結構大変で、吉田駅しかないのでは?と思っています(水上駅で撮影できるかも知れませんが、未確認です)。
ということで、今回は新潟車両センター(新ニイ)の クモハ114-1520 です。
クモハ114-1520(新ニイ) 2010年7月7日 吉田駅
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