EF210形100番代のラストナンバー機(EF210-173)
ちょっとプライベートでいろいろあった関係でブログの更新が滞ってしまいました。
すみませんでした。
台風18号にともなう土砂災害により今月6日(月)から東海道本線が一部不通となっていましたが、15日(水)までに土砂の撤去や線路の整備が終わったため16日(木)の始発列車から運転を再開しました。
当初は20日(月)が復旧予定日でしたので、4日も前倒ししての運転再開になりました。
土砂災害のひどかった由比〜興津間が不通であったため、旅客輸送については8日(水)からJR東海が東海道新幹線を使った代替輸送が実施され、10日(金)からは蒲原〜興津間でもバス代行輸送が実施されました。
しかし、貨物輸送は大混乱。
人的被害がなかったためか、7月に大雨で中央本線坂下〜野尻間が不通になったときのような報道は見られませんでした。
JR貨物の発表によれば、東海道本線は1日あたり約90本の貨物列車が走る大動脈で、輸送力は5tのコンテナで約11,000個(約55,000t)の輸送が止まったのです。
JR貨物が1日に全国で扱うコンテナが5tのコンテナで約22,000個(約111,000t)ということなので、全コンテナの半分に相当する量。すごいことです。
こちらの発表のように日本海縦貫線や中央本線を経由したり、代行トラックで補うなどで何とかやり繰りをしてましたが、不通区間における提供輸送力の約18%しか補えなかったようです。
モーダルシフト活動として貨物電車(M250系)による高速貨物列車「スーパーレールカーゴ」を東京貨物ターミナル〜安治川口間に走らせていた佐川急便は大打撃だったはずです。
うちの奥さんの勤め先は佐川急便を使っているのですが、テレビで東海道本線の不通が続いていることが流されなかった(ような)ので、このような事態になっていることに気が付いていませんでした。
日本の大動脈で物流がかなり危険な状況にあった。そのことをもう少しテレビで採り上げてもよかったのでは?
そんなことを思いながら運転再開後の電気機関車の運用見たままをチェックしています。
今回は東海道本線の全線復旧を祝し、同線区で普通に走っている貨物牽引機のEF210形100番代の EF210-173(新)をアップいたします。
EF210-173(新) 2014年10月2日 富士駅
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