721系の機器更新車、クハ721形2100番代(クハ721-2107)
5/13(火)に北海道入りし、同日以降の3日間で函館本線の小樽・苗穂、江別・岩見沢駅、札沼線の石狩当別駅に向かい、キハ40形を中心に撮影してきました。
日頃から天気予報があてにならないのには慣れていますが、今回は今まで以上に天気予報に振り回され、撮影場所を転々としていました。
5/13からの3日間は、気象庁、日本気象協会、ウェザーニュースでそれぞれ違う天気予報を発表してしていたので、本当に困りました。
晴れ予報が出ている一方で、雨の予報が出ていたり… どのように行動していいか決められません。
こんなことでは動きが取れないので、今回は“tenki.jp”という日本気象協会が出しているiPhoneアプリで30分遅れ・10分刻みの日照時間を確認し、そのあとの天気を予想しながら移動。
撮影場所を決めるのがこんな方法だったので、狙っている形式を網羅的に撮影することができなくて、そのしわ寄せが721系の成果に表れてしまいました。
今日(5/16)は721系をフォローする予定を立てていましたが、何処に行っても天気予報通りに雨。まったく撮影することなく1日が終わりました。やりきれないですね…
それでも721系は何両か撮影できましたので、今回は(今のところ)1区分1両という珍しい先頭車、クハ721-2107(札サウ)をアップします。北海道遠征で最初に撮影した写真です。
クハ721-2107(札サウ) 2014年5月13日 江別駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
クハ721-2107 を含む3両編成のF-2107編成は1988(昭和63)年に落成した1次車でしたが、2010(平成22)年の機器更新の際に従来のサイリスタ位相制御からVVVFインバータ制御に変更され、このときに原番号に2100が追加されて クハ721-7 から クハ721-2107 に改番されました。
制御機器が交換されたモハ721-2107(←モハ721-7)、電装解除されたクハ721-2207(クモハ721-7)のような大改造は受けていませんが、今のところ3両編成のVVVF化はこの編成1本なので、撮影するのが難しい車両です。
たまたま江別駅で折り返しの列車を待っていたら撮れてしまった珍車ですが、今後は3両編成についてもVVVF化が進むと思われるので、珍しくも何ともない未更新の721系0番代の方をしっかり撮っておきたいですね。
コメントの更新情報
トラックバックURL: https://www.train-books.net/jrn_kuha721-2107/trackback/