烏山線のキハ40形1000番代(キハ40 1003)
烏山線に蓄電池駆動電車が投入されることがすでにJR東日本から発表されています。
2014年春ごろには2両編成の蓄電池電車が投入される予定ですので、8両のキハ40形が元気に走る姿が記録できる期間はあと1年だけです。
今だったら、国鉄末期に塗り替えられた“烏山線色”のキハ40形のほかに、烏山線開業88周年記念として旧国鉄一般気動車色(風)に塗り替えられた キハ40 1003・1007、烏山線開業90周年記念として首都圏色となった キハ40 1004 も走っていますので、絶好の被写体となります。
東京都心からも比較的近く、これから季節がよくなるので、キハ40系の走りを堪能してみては如何でしょう!
キハ40 1003(宮ミヤ) 2013年3月24日 宝積寺駅
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去年から何度か宇都宮近辺をウロウロして烏山線のキハ40形1000番代を観察したところ、各車両ごとに外観上の特徴があることがわかってきましたので、下表のとおりまとめてみました。
室内や下回りについては要調査だと思いますが、今後の課題として残してあります。
形式番号 | 外部塗色 | キャラクター | 外観の特徴 |
---|---|---|---|
キハ40 1001 | 烏山線色 | 布袋尊 | 水タンク横(3位側)に通風器なし |
キハ40 1002 | 烏山線色 | 弁材天 | 水タンク横(3位側)に通風器なし |
キハ40 1003 | 旧国鉄一般色 | 毘沙門天 | 水タンク横(3位側)に通風器なし |
キハ40 1004 | 首都圏色 | 大黒天 | 水タンク横(3位側)に通風器なし |
キハ40 1005 | 烏山線色 | 恵比寿神 | 水タンク横(3位側)に通風器なし |
キハ40 1007 | 旧国鉄一般色 | 寿老人 | 水タンク横(3位側)に通風器なし |
キハ40 1008 | 烏山線色 | 福禄寿 | 旧便所小窓→ユニットサッシ化 水タンク横(3位側)に通風器あり |
キハ40 1009 | 烏山線色 | 七福神全員 | 水タンク横(3位側)に通風器あり 乗降口表示窓&車外スピーカーの位置変更 |
全車共通の特徴として、前面のタイフォンカバーは耐雪形でシャッター付きのものが取り付けられています。
ジャンパ栓受の取り付けスペースの凹み(助士席側)は前後で処理方法が異なっており、前位側(1位側)はKE93ジャンパー栓受けを装備していますが、後位側(4位側)はオリジナルのままで、凹み部分が鋼板で塞がれています。
このため、キハ40系などで一般的に使われているジャンパー連結器(KE53×2本)は使用されていません。
キハ40 1003(前位)のジャンパー連結器(KE93)
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